総合評価:8/10
ニューヨーク市で最近起きた大雪の影響でフライトがキャンセルされたとき、わたしはデルタ航空と電話で4時間もやり取りすることになった。だが、どうなったと思うだろう? 実は、グーグルの「Pixel 10a」に搭載されている「代わりに待ってて」機能を使ったおかげで、航空会社の不快な保留音をほとんど聞かずに済んだのだ。Google アシスタントが代わりに待機してくれて、実際の担当者が電話に出たときだけ通知してくれる仕組みになっている。
長年グーグルの手頃な「aシリーズ」を愛用してきた理由もここにある。価格は倍近くするスマートフォンとほぼ同等のソフトウェア体験を提供し、賢く便利な機能が日常生活に大きな違いをもたらす好例だ。
グーグルの最新モデルであるPixel 10aにおいて重要な特徴である。昨年の「Pixel 9a」と同じプロセッサー、同じデザイン、さらには同じバッテリー容量を採用しているこの機種はハードウェア面ではほとんど新しい要素がない。グーグルは、最近発表された「iPhone 17e」のような競合機との競争力を市場で保つ目的のために新モデルを投入したのではないかと思える。
それでも、499ドルのPixel 10aは、価格を抑えつつバランスの取れたスマートフォンを探している人にとって素晴らしい選択肢だ(4月7日編註:日本でも79,900円からの価格で、4月14日に発売されることが発表された。現在予約受付中となっている)。ほぼすべての面でよくできており、この価格帯では最も長い部類に入るソフトウェアサポートも提供している。なお、セールでPixel 9aが見つかれば、より手頃な価格で購入できることもあるため、併せて検討する価値があるだろう。
安定した使い心地
Pixel 9aとPixel 10aの大きな外観上の違いは、カメラ周りのプラスチック製リングがなくなったことだ。そのおかげで以前よりさらにフラットな見た目になっている。
グーグルによると、このフラットなデザインは昨年ユーザーに大好評だったという。わたしは年々大きくなるスマートフォンのカメラの出っ張りにうんざりしていたことを考えると、これは過小評価されている改良だと思う。10aは机の上でガタつかず、ポケットにもすっと収まる。また、新色のBerryも気に入っている。とても鮮やかで目を引くカラーだ。もちろん、落ち着いたObsidian、Fog、Lavenderのカラーも選択できる。
画面はさらに明るくなり、最大輝度は3,000ニトに達した。晴れた屋外でも読みづらいと感��ることはない(とはいえ、ここ数週間はそれほど晴れていなかったが)。また、ガラスがCorning Gorilla Glass 3からCorning Gorilla Glass 7iにアップグレードされた点も評価できる。保護性能は向上しているはずで、実際に2週間使ってもPixel 10aの画面には傷がひとつも見当たらなかった(それでも念のためスクリーンプロテクターは付けたほうがいいだろう)。




