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薄型狭額縁で「世界最高の頑丈さ」!超カッコよくなった「arrows Alpha2」、8月27日発売

 FCNTは2026年8月18日、「arrows Alpha2」商品戦略発表会を開催しました。公開市場向け想定価格は、実行メモリ8GB・内蔵ストレージ256GBモデルが9万4900円(税込)、実行メモリ12GB・内蔵ストレージ512GBモデルが11万8800円(税込)。いずれも8月27日移行順次発売を予定しています。

 初代arrows Alphaは、公開市場における販売価格8万円以上のAndroidスマートフォンで販売台数第1位を記録したといいます。

 そんなarrows Alphaの新作を出すにあたって無視できなかったのが、AI需要を背景としたDRAM価格の高騰。FCNTの戸谷氏は、AIを活用するスマートフォンの価格がさらに上がれば、使いたくても手が届かない人が増え、デジタルデバイド(情報格差)ができかねないと指摘。FCNTは「手が届くハイエンド」を本機の主題として掲げます。

 なお注意したいのは、MediaTek Dimensity 8350 EXTREMEはあくまでミッドハイのSoCです。AIを含んだ体験品質からFCNTは本機を「ハイエンド」スマホとして独自に定義しています。

 当初はプロセッサをSnapdragon 7 Gen 4へ変更する案も検討したものの、利用者がCPU性能を重視していることから、性能を下げないよう前世代と同じMediaTek Dimensity 8350 EXTREMEを採用。部材や設計、生産歩留まりなどを見直し、メモリ価格上昇分を除いて従来機比で約10%のコスト削減を図りました。

 なお、10%は何だよと思うところですが、あくまで詳細は企業秘密。ただ、部品調達だけではなくデザイン見直しのなかで歩留まりが上がって残材が残らないようにするなど従来からの効率���に加えて、今まで以上に神経を使ってコストダウンを各方面で実施した、血なまぐさいコストダウンの結果とのこと。

 ストレージオプションは8/256GBと12/512GBの2種類。ストレージの一部を仮想メモリとして使う「RAM Boost」により、8GBモデルは最大16GB、12GBモデルは最大12GBを追加でき、いずれも合計最大24GBとして動作します。

 arrowsのブランドイメージとしては、頑丈だが野暮ったいといった印象もあったものの、今作は従来の曲面を取り入れた形状からフラットでソリッドなデザインへ変更。背面には新開発のグラスファイバー(溶かしたガラスを引き延ばして繊維状にした)素材、側面にはアルミフレームを採用。画面を平面化し、狭額縁化を実現。フラットなので保護フィルムを貼りやすい形状にもなっています。

 色はIndigo、White、Red、Blue-Greenの4色です。

 ディスプレイ表面にはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用。スタイリッシュになったのにめちゃくちゃ頑丈になってます。

 高さ1.8mからコンクリート面への落下試験に加え、米国国防総省の調達基準に準拠した23項目の試験を実施。防塵・防水性能はIP66、IP68、IP69に対応し、泡ハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌も可能。

 FCNTは、厚さ10mm以下のスマートフォンを対象に196カ国を調査した第三者機関の結果を根拠として、2026年5月時点で「世界一の頑丈さ」を実現したと説明しています。

 淡水に限られるもののケースを��着せず水中撮影が可能。ハードウェアキーの内部に新たな二重防水構造を設け、水中でも音量キーを操作できるよう設計しています。

 発表会場では、水槽へ沈めた状態で撮影する体験展示もありました。ただ「こういう展示自体は他社もやってるよな……」と思うんですが、水中で操作できなかったりしますよね。

 それに対して本機は、音量キーの長押しで静止画と動画を切り替え、音量上キーをシャッター・録画開始/停止として利用できるのがポイント。さすがにズームやレンズの切り替えはできませんが、動画と静止画の切り替えまではできるだけでもかなり便利ですね。

 背面カメラは約5030万画素のソニー製「LYTIA 710」センサーを採用し、光学式手ぶれ補正に対応します。前作のLYTIA 700から低照度下のノイズを15%低減なのだとか。

 動画は4K・60fpsで撮影でき、HDR動画撮影も利用可能。最大2TBのmicroSDカードにも対応します。

 ディスプレイは約6.4インチ、2670×1200ドットの有機ELです。最大輝度は3000ニト、リフレッシュレートは1~144Hzの可変駆動に対応。濡れた手でも操作しやすいWet Touchや、ステレオスピーカー、Dolby Atmosも備えます。

 筐体はmotorola edge60と設計を共通化した前モデルを基本的に踏襲しているとみられますが、筐体の厚みはわずかに薄型化しつつも、バッテリーはシリコンカーボンへと変更することで5370mAhへの増量を実現。90W急速充電に対応、約40分で充電できます。

 OSのバージョンアップは最大3回、セキュリティ更新は最大5年間です。

 ソフトウェア面では、Google Geminiに加えて独自の「arrows AI」を搭載します。アプリを横断して通知内容などを要約する「arrows AIアシスト」や、利用状況を学習して必要な設定を提案する「arrows AIエージ��ント」を利用できます。

 健康管理アプリ「F Healthcare」も更新します。カメラの下のセンサーに指を約1分間当てて自律神経の状態を測定すると、AIが結果を分析。現在のコンディションに応じた生活上の助言を表示します。

 販売経路は過去最大規模となります。NTTドコモと楽天モバイル、IIJmioは両モデルを取り扱います。KDDIはau Styleなどで展開する「au Flex Style」、ソフトバンクとワイモバイルは各社の「Free Style」として実行メモリ8GB・内蔵ストレージ256GBモデルを販売します。

 IIJmioでは、他社からの乗り換え時に8GBモデルを6万4980円(税込)、12GBモデルを9万9800円(税込)で販売予定です。楽天モバイルも条件を満たす購入者へ最大1万6000ポイントを還元し、12GBモデルの実質負担額を10万円未満に抑えます。

SoftBankを契約する ソフトバンクオンラインショップ [AD]
詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/online-shop/)でご確認ください。
ワイモバイルを契約する Y! mobile オンラインストア
詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。[AD]

 スペック表は以下の通り。

項目 arrows Alpha2
プロセッサ MediaTek Dimensity 8350 EXTREME
ディスプレイ 約6.4インチ有機EL、2670×1200ドット、1~144Hz可変駆動、最大輝度3000ニト
実行メモリ・内蔵ストレージ 8GB・256GB/12GB・512GB
外部ストレージ microSDXC、最大2TB
背面メインカメラ 約5030万画素、ソニー LYTIA 710、光学式手ぶれ補正
動画撮影 最大4K・60fps、HDR動画、動画手ぶれ補正
バッテリー 5370mAh、90W急速充電
防塵・防水 IP66、IP68、IP69
耐久試験 1.8mコンクリート落下試験、MIL規格23項目
無線通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、NFC
その他 FeliCa、指紋認証、顔認証、DisplayPort 1.4
カラー Indigo、White、Red、Blue-Green
価格 8GB・256GB:9万4900円(税込)
12GB・512GB:11万8800円(税込)
発売予定日 2026年8月27日

 あくまでフラッグシップであってハイエンドではないだろう、という根本的な部分のツッコミは残るものの、arrowsらしい頑丈さを維持しながらもarrowsらしからぬ現代的なデザインを獲得したのは率直に称賛に値すると思います。初代購入者が買い替いたくなるような機種ではないでしょうが、買い替えタイミングの人が手に取れば欲しくなる機種には仕上がっています。

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