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Type-C一本でもう一画面!KTCの15.6型ポータブルモニター「H15F9」レビュー

 KTCの代理店様よりポータブルモニター「H15F9」を提供していただきました。レビューしていきます。

 パッケージは「PORTABLE MONITOR」とだけ書かれた、いかにもなクラフト箱。ガジェットのイラストがあしらわれていて、シンプルながら悪くない雰囲気です。

個人的にはモンハン味を感じました

 内容物は本体、Mini HDMI to HDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、延長保証カード、そして取扱説明書です。映像出力に必要なケーブルが一通り揃っているので、開封してすぐ使えるのは嬉しいポイントですね。

 ケーブルをチェック。片方はMini HDMIからフルサイズHDMIへ繋ぐケーブル、もう片方はUSB Type-Cケーブルです。どちらも取り回しに困らない実用十分な長さが確保されています。

 取扱説明書に記載のスペックを確認しておきます。パネルは15.6インチで解像度は1920×1080のフルHD。輝度は300cd/㎡、コントラスト比は1000:1、色は6bit+FRCで約1,677万色表示、HDR10にも対応します。リフレッシュレートは60Hz、応答速度は20ms(Typ.)とのこと。ゲーミング向けというよりは、サブディスプレイや作業用と割り切った素直なスペックといったところでしょうか。

説明書はまさかの完全日本語化済み!

 正面をチェック。ベゼルは上下左右ともにそこそこ太め。最近の狭額縁モニターを見慣れていると、やや古典的な印象を受けるかもしれません。下部中央にはスピーカーのスリットとKTCのロゴが配置されています。

 背面は細かな格子模様の入ったマットな仕上げ。両サイドにスピーカーを内蔵しており、中央にはキックスタンドを備えています。HDMIやPSEなど各種認証マークもしっかり並んでいます。

 なお、背面にVESAマウントなどの取り付け用ネジ��は用意されていません。

 底面の片側には操作系がまとまっています。左から3.5mmイヤホンジャック、電源/決定ボタン、メニューボタン、+/-ボタン、そしてOSDボタン。一般的なポータブルモニターの操作方法と大差ありませんね。

 端子側をチェック。USB Type-Cが2つ、Mini HDMIが1つという構成です。Type-Cは2つとも映像入力と給電に対応しているので、対応機器であればケーブル1本で接続できるのが便利です。

 斜めから見ると、その薄さがよくわかります。ポータブルモニターらしく非常にスリムで、持ち運びをしっかり意識した筐体です。

 スタンドは無段階式で、好みの角度に調整できます。実用的に使える範囲で、もっとも立てた状態がこちら。

 そして、もっとも寝かせた状態がこちら。デスクのサブモニターとして、別途スタンドなしでそのまま置けそうです。

 ここからは実際に接続してみます。まずはiPad Pro。付属のUSB Type-Cケーブルを1本繋ぐだけで、あっさり外部ディスプレイとして認識してくれました。給電も映像も1本で済むので、取り回しは非常にスマートです。

 続いてiPhone。こちらもType-C一本でミラーリング表示ができました。撮った写真や動画を大画面でサッと確認したいときに、これはなかなか快適です。ただし、iPad Proと比較すると画面が暗く、供給される電力がやや足りない印象でした。iPad Proではデフォルトの輝度が70だったのに対し、iPhoneでは30まで下がっていました。より明るく使いたい場合は、別途電源を供給する必要がありそうです。

 各種設定はOSDメニューから行います。まずは輝度メニュー。明るさやコントラスト、ECOモード、鋭利度(シャープネス)、DCRといった項目が並びます。メニュー下部に常に解像度(1920×1080 60Hz)が表示されるのは親切な設計です。次のページは映像のアスペクト比(いわゆるワイドやドットバイドットといった項目)を変更できる��けだったので、ここでは省略します。

 色設定では赤・緑・青をそれぞれ個別に調整可能。ユーザー設定で好みの色味に追い込めます。

 OSD設定では表示言語やメニューの表示位置、表示時間、透明度を変更できます。もちろん日本語表示に対応しているので安心ですね。

 リセット���項目には自動電源オフやHDR MODEの切り替えがあります。前述の通りHDR10に対応しているので、対応コンテンツを楽しむ際はここをオンにします。とはいえスペック通り輝度が300cd/㎡しかないため、正直なところ実用的とは言えないというのが本音です。

 その他の項目では入力ソースの選択(TYPE C2など)、Low Blue Light(ブルーライト軽減)、音量、そしてFree Syncの設定が可能。この価格帯でFree Syncに対応しているのは、地味に嬉しい装備ですね。

 最後にサイズ感を。手元のThinkPad X1と重ねてみると、14インチクラスのノートPCとほぼ同じフットプリント。カバンに一緒に放り込んでも違和感のないサイズ感です。

 数日使ってみましたが、KTC H15F9は「必要十分」を地でいくポータブルモニターでした。輝度が物足りない点や、色味がお世辞にもきれいとは言えない点など、価格なりに割り切った部分はあります。一方で、Type-C一本での接続のしやすさ、HDR10やFree Syncへの対応、ケーブル類が最初から揃っている親切さなど、サブディスプレイとして使うには十分すぎる完成度です。外出先やテレワークでもう一画面欲しい、という人にはオススメできる一台ですね。

KTC FHD ポータブルモニター H15F9

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