ソースファイルのインクルード
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現在のソースファイルの指令の直後の行に他のソースファイルをインクルードします。
目次 |
[編集] 構文
#include < filename>
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(1) | ||||||||
#include " filename"
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(2) | ||||||||
[編集] 説明
現在のソースファイルの指令の直後の行に filename によって表されるソースファイルをインクルードします。
1) ファイルを処理系定義の方法で検索します。 この構文の意図は処理系の制御下にあるファイルを検索することです。 一般的な処理系は標準のインクルードディレクトリのみを検索します。 標準 C++ ライブラリおよび標準 C ライブラリはこれら標準のインクルードディレクトリに暗黙に含まれます。 標準のインクルードディレクトリは、通常、コンパイラオプションを通してユーザが制御できます。
2) ファイルを処理系定義の方法で検索します。 この構文の意図は処理系の制御下にないファイルを検索することです。 一般的な処理系は現在のファイルが存在するディレクトリをまず検索し、見つからなかった場合にのみ、 (1) と同様に標準のインクルードディレクトリを検索します。
ファイルが見つからない場合、プログラムは ill-formed です。
[編集] 参考文献
- C11 standard (ISO/IEC 9899:2011):
- 6.10.2 Source file inclusion (p: 164-166)
- C99 standard (ISO/IEC 9899:1999):
- 6.10.2 Source file inclusion (p: 149-151)
- C89/C90 standard (ISO/IEC 9899:1990):
- 3.8.2 Source file inclusion
[編集] 関連項目
C 標準ライブラリヘッダファイルの一覧 | |
ソースファイルのインクルード の C++リファレンス
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