std::regex_constants::match_flag_type
| ヘッダ <regex> で定義
|
||
| typedef /*unspecified*/ match_flag_type; |
(C++11以上) | |
| constexpr match_flag_type match_default = 0; constexpr match_flag_type match_not_bol = /*unspecified*/; |
(C++11以上) (C++17未満) |
|
| inline constexpr match_flag_type match_default = 0; inline constexpr match_flag_type match_not_bol = /*unspecified*/; |
(C++17以上) | |
match_flag_type は追加の正規表現マッチングオプションを指定する BitmaskType です。
[編集] 定数
ノート: [first, last) はマッチングの処理対象の文字シーケンスを参照します。
| 定数 | 説明 |
match_not_bol
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[first,last) の最初の文字を行頭でないかのように扱います (つまり ^ が [first,first) にマッチしません)。 |
match_not_eol
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[first,last) の最後の文字を行末でないかのように扱います (つまり $ が [last,last) にマッチしません)。 |
match_not_bow
|
"\b" が [first,first) にマッチしません。 |
match_not_eow
|
"\b" が [last,last) にマッチしません。 |
match_any
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2通り以上のマッチが可能な場合、いずれのマッチも受理可能な結果になります。 |
match_not_null
|
空のシーケンスにマッチしません。 |
match_continuous
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first で始まる部分シーケンスにのみマッチします。 |
match_prev_avail
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--first は有効なイテレータ位置です。 セットされた場合、 match_not_bol および match_not_bow は無視されます。 |
format_default
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std::regex_replace で文字列を構築するために ECMAScript の規則を使用します (構文のドキュメント)。 |
format_sed
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std::regex_replace で POSIX の sed ユーティリティの規則を使用します (構文のドキュメント)。 |
format_no_copy
|
std::regex_replace でマッチしなかった文字列を出力にコピーしません。 |
format_first_only
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std::regex_replace で最初のマッチだけを置換します。 |
match_default および format_default を除くすべての定数はビットマスクの要素です。 定数 match_default および format_default は空のビットマスクです。
[編集] ノート
C++11 では、これらの定数は冗長なキーワード static を使用して規定されていました。 これは C++14 で LWG issue 2053 によって削除されま���た。
[編集] 関連項目
| (C++11) |
文字シーケンス全体への正規表現のマッチを試みます (関数テンプレート) |
| (C++11) |
正規表現の動作を制御する一般的なオプション (typedef) |
| (C++11) |
様々な種類のマッチングエラーを表します (typedef) |
