コース: 統計学の基礎:確率

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Z値の使い方

Z値の使い方

z 値(ゼットち)は、 任意のデータについて、 ほかのデータや平均値との距離を 把握する上で、非常に役立つ指標です。 このシートは、左下に示した エクササイズファイルを開いたところです。 ここに、10 人の男性の体重を ポンド単位で表記したデータがあります。 10 個のデータの平均値は 162.6、 標準偏差は 35.0 です。 これを使って、 10 番のデータの z 値を求めると、 1.98 となります。 これは、10 番の体重が、 平均値と比べて 1.98 標準偏差大きいことを 意味しています。 では、この z 値をさらに 活用してみましょう。 これには、データの母集団が 正規分布していることが前提になります。 その上で、次の問題を考えてみましょう。 体重の値が 235 ポンドより 大きい男性は、 全体の何%にあたるでしょうか。 この答えを出すには、 2つの手がかりが必要です。 その1つは、232 ポンドの z 値です。 この場合は 1.98 です。 もう1つは、 標準正規分布表という資料です。 この表で、1.98 にあたる箇所を 見つけましょう。 それにはまず、表の左端に表示された 小数点以下1桁までの値を見て、 1.9 と書かれた行を見つけます。 次に、一番上に表示された 小数点以下2桁目の値を見て、 0.08 と書かれた列を見つけます。 1.9 の行と、 0.08 の列が交わる場所に書かれた 値を見ると、 0.9761 であることがわかります。 この数字は何を意味するのでしょうか。 それは、今回の平均値と標準偏差に 基づくなら、全男性のうち、 体重が 232 ポンド以下の人の割合は 97.61%であり、すなわち、 232 ポンドを超える人は 全男性の 2.39%しか いないということです。 それでは、次の問題も z 値を使って解いてみましょう。 この母集団の中で、体重が 140 ポンドから 190 ポンドになる確率は どれくらいでしょうか。 この問題には、 2つの z 値が必要となります。 まずは、190 ポンドの z 値を求めましょう。 先ほどの計算式 に190 を代入すると、 z 値は 0.78 となります。 標準正規分布表で z 値が 0.78 の箇所を見ると、 0.7823、すなわち 78.23%という値が得られます。 同様に、140 ポンドの…

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