コース: マーケティングの基礎:分析
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ユーザーエクスペリエンスを改善する
同席していて とても気まずかった会議があります。 マーケティング部門と IT 部門がテーブルを 挟んで向き合い Web サイトの出来について マーケティングが IT を非難していました。 使えない、クラッシュする、 何も買えない、というのです。 私 がそのサイトをテストしてみたところ、 技術的には全く問題ありませんでした。 同じメンバーが集まる次の会議で 「マーケティング部門の中にこのサイトで 実際に購入したことがある人はいますか?」 と聞いてみました。 すると、非難の応酬がピタリとやみました。 私は次のように説明しました。 IT チームが作った Web サイトは 機能面を見る限りよくできているのですが、 決済プロセスに分かりにくいところが ありました。 サイトに来た人にとって購入しにくい デザインになっていたのです。 ユーザーエクスペリエンスの効果を 測定して最適化するのは、 本来ならマーケティングの役目です。 けれどマーケティングの中に決済プロセスを 使ったことがある人はいませんでした。 そのため、簡単な変更を加えるだけで サイトが分かりやすく使いやすいものになり 収益性が向上するということに、 気づかなかったのです。 分析にこれから取り組む場合、 最も手をつけやすいのは、まず自社サイトや アプリなどでユーザーが実行するプロセスと タスクを対象とした分析です。 簡単に言うなら、プロセスを開始した人数と 完結した人数を分析し、そのベースラインを どう引き上げていくかを考えるのです。 一般にコンバージョン率は平均で2%程度と 言われています。 しかし、プロセスを開始した人は実際に 何人いて、開始すらしなかった大多数の 人たちには何があったのでしょうか。 そこを引き上げるには どうすればいいでしょうか。 このような問いを重ねながら、自社の Web サイトやアプリに用意された多くの マイクロコンバジョンやプロセスを 評価するのです。 例えば、利用者にアカウントの作成を 求めているサイトなら、作成プロセスが 開始された回数と 作成が完了した回数を測定し 人々が離脱した箇所を詳しく見ていきます。 複数のページにわたるプロセスでは、 必ず離脱者が出ます。 人々が離脱する箇所と理由を 把握できれば、売上はすぐに増加します。 コンバージョンの最適化は、このように…
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