コース: GDPR 入門
無料トライアルでこのコースを視聴する
今すぐ登録して、25,300件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。
GDPRとは
このレッスンでは、 GDPR とは何か、 その制定背景、 GDPR の定める諸原則を解説します。 GDPR は日本語に訳すと 「一般データ保護規則」になります。 正式名称は General Data Protection Regulation です。 GDPR は ヨーロッパの個人情報保護法にあたるもので それぞれの加盟国に 直接適用されます。 GDPR は 2016 年 4 月 27 日に 欧州議会が 最終文書に調印することで制定され 2018 年 5 月 25 日に 加盟国への適用が開始されました。 GDPR の制定背景です。 GDPR には 大きく分けると2つの制定背景があります。 1つ目は急速な技術的発展と グローバル化です。 具体的には、技術の進展によって 取り扱うデータの規模と 利用範囲が増加したこと、 またデジタル経済を 域内市場の全域で展開し 拡大させていくという EU の政策を実現する必要があることです。 2つ目は保護レベルを統一する必要性です。 EU には 1995 年に採択された EU データ保護指令がありましたが インターネット技術が 高度に発達した現在には そぐわないものになってきました。 また、加盟国の保護レベルにも ばらつきがありました。 これらの問題に対処するために 制定されたのが GDPR です。 それでは諸原則の説明に 入っていきましょう。 GDPR には 6つの諸原則があります。 「適法性、公正性及び透明性」 「目的による制限」 「データ最小化」 「データの正確性」 「データの保存制限」 「データの完全性及び機密性」です。 それぞれの原則を 簡単に説明していきます。 適法性、公正性及び透明性について。 個人データは、データ主体に関して 適法、公正、かつ透明性のある態様において 取り扱われる必要があります。 目的による制限について。 個人データは、特定の、明確な、 かつ適法な目的のために収集され、 それらの目的に合致しない方法において さらに取り扱うことは許されていません。 データ最小化について。 個人データは、 取り扱われる目的との関連で、 適切であり、関連性があり、 必要なものに限られます。 正確性について。 個人データは、正確であり かつ必要な場合には 最新に保たなければなりません。 不正確な個人データは、…