コース: IoT:可能性と課題

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相互運用性と標準化のギャップ

相互運用性と標準化のギャップ

今やあらゆる機器が ネットワークにつながる時代です。 ただ、多くのデバイスは うまく連携できていないのが現実です。 このレッスンでは、 IoTの相互運用性の課題と、 それを解決する技術や標準について 解説します。  IoTが暮らしに広がる中で、 相互運用性の課題が指摘されています。 多くのデバイスは 独自の仕様で設計されており、 異なるメーカー間での接続が難しい ケースも少なくありません。 こうしたシステムの断片化は機器同士が スムーズにつながるという利便性を損ない、 暮らしを支える統合的なサービスの実現を 制限してしまいます。 例えば、スマート洗濯機が 家庭のエネルギー管理システムと うまく連携していないと、 電力の使用を ピーク時間帯からずらすことができず、 電気代の節約や 電力網への負荷軽減といった 効果も得られません。 こうした状況が 多くのデバイスで起きていれば、 その非効率の影響は無視できないでしょう。 多くのIoTデバイスは ハブと呼ばれる中枢機器に依存しており、 センサーなどから受け取った情報をもとに 照明の調整や暖房の操作などを行います。 一方で、中央のハブに頼らず、 デバイス同士が信号を中継する メッシュ型ネットワークという仕組みもあります。  各デバイスがリレーの役割を担うことで 通信範囲が広がり、 システムの安定性も高まります。 IoTデバイスの通信課題を解決するため、 さまざまな標準や 通信プロトコルが定められています。  異なるメーカーの製品が連携できるよう、 データのやり取りの方法を規定しており、 以下のようなものがあります。 MQTT。限られた帯域でも使える軽量プロトコルで、 産業用オートメーションや センサーネットワークで広く利用されています。 CoAP。多く通信環境に制約のある スマートホームやセンサー用途に適しています。  Zigbee。低消費電力のメッシュ型プロトコルで、 スマート照明やセキュリティー機器に多く採用されています。  信号を中継しながらネットワークを拡張します。  Bluetooth。ウェアラブルやワイヤレスイヤホン、 スマート家電などに使われる 短距離無線通信技術です。  Wi-Fi。高速通信が求められるスマートホーム、 オフィス、エンタメ機器で一般的に使用されています。…

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